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こちら交通政策担当

第6回:静岡・浜松市 都市整備部交通政策課

地域バスにICT技術  ---中山間地域の交通確保


 浜松市は、平成17(2005)年7月の12市町村合併、平成19(07)年4月の政令指定都市以降により、全国2位の広大な面積を有する都市となりました。交通政策課では、広域な市域の骨格を形成する鉄道や基幹的なバス路線について、交通事業者と協力し、利便性向上などの取り組みを行うとともに、市域の約7割を占める中山間地域では、生活交通確保の取り組みとして地域バス(コミュニティバス)を運行しています。
 地域バスは、地域住民が主体となり、交通事業者、行政の3者で地域交通検討会を設置し、地域の実情に応じた運行計画の検討や、利用状況に応じて改善運行につなげる活動をしており、平成30(18)年9月現在、12地域で運行しています。
 浜松市では、地域バスの改善に取り組んでおり、その一例として、北区引佐地域では、平成30(18)年3月からICT技術を活用した実証運行を開始しています。鉄道駅を起点とした定時定路線型の運行を廃止し、ICT技術の活用によるオンデマンド方式の導入に併せ、バス停の増設や運行区域の拡大により商業施設や病院へのアクセス性の向上を図りました。
 実証運行開始から5ヵ月経過しましたが、利用者はICT導入前の約3倍と滑り出しは順調です。今後は実証運行の結果を踏まえ、他地域への展開も検討していきたいと思います。



写真説明
左から、近藤大樹主任、外谷新福技監、若林千尋さん、笠原のどか主任、藤原邦生グループ長。徳川家康は29歳から45歳の青年期を浜松ですごした(浜松城公園・若き日の徳川家康公像の前で)


■プロフィル■
担当セクション名:浜松市都市整備部交通政策課
人数:15人
責任者名:鈴木明彦
市政:人口約81万人、面積1558.06平方キロ。天竜川の上流部から下流部まで広大な市域を有し、都心の活性化から中山間地域の過疎対策、農業、林業振興など、大都市圏の政令指定都市とは異なり、全国の市町村が抱える課題を凝縮した「国土縮図型の政令指定都市」である。



【2018年9月24日付 掲載】


浜松市 都市整備部
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/koho2/sosiki/city-office012.html


こちら交通政策担当:バックナンバー

本紙に毎月連載中。
地域公共交通分野で交通事業者、市民らと一緒に取り組む地方自治体の交通政策担当。
市民の足を影で支える存在である担当者の皆さんに、活動を紹介していただくコーナー。

 第6回:静岡・浜松市 都市整備部交通政策課
 第5回:群馬・前橋市 政策部交通政策課地域交通推進室
 第4回:東京・葛飾区 都市整備部調整課交通計画担当係
 第3回:栃木・鹿沼市 市民部生活課交通対策係
 第2回:福岡・直方市 産業建設部商工観光課公共交通係
 第1回:埼玉・所沢市 経営企画部企画総務課交通政策室



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