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株式会社東京交通新聞社
こちら交通政策担当
第10回:神奈川・秦野市 都市部公共交通推進課
運行改善 速やかに対応
---乗合自動車11年目
市内には、小田急電鉄小田原線の駅が4駅(東海大学前・鶴巻温泉・秦野・渋沢)あり、各駅から神奈川中央交通の路線バスが運行しています。また、タクシー事業者4社が営業を行っています。
市内の公共交通空白・不便地域の解消を図るため導入された乗合自動車は、今年で11年目を迎えました。
乗合自動車の運行については、地域公共交通会議とは別に、地域住民や交通事業者、行政が参加する、地元協議会や地域懇談会を定期的に開催することで、ダイヤ変更や停留所の新設・廃止を速やかに行うとともに、地域住民・交通事業者・行政の3者が責任を持って持続可能な地域公共交通の実現に向けて、経費節減、利用者増加、運賃収入以外の収入確保に取り組んでいます。
また、乗合自動車以外では、小田急電鉄との連携協定に基づく事業や小田急ロマンスカーの増便、高速バス路線の誘致・利用環境改善、市内小学生への交通スリム化教育、庁内関係部署との連携による高齢者の暮らしの足の確保や災害時の公共交通事業者との連携強化を図っています。2020年度には、新東名高速道路が開通し、既存の東名高速道路とのダブルネットワークも実現します。
写真説明
上地区を走る乗合自動車「行け行けぼくらのかみちゃん号」。地域住民と交通事業者、自治体が一体で運営する。
■プロフィル■
担当セクション名:秦野市都市部公共交通推進課
人数:4人(課長1人、課長代理1人、主任主事1人、公共交通マイスター・再任用1人)
責任者:公共交通推進課長=橋本修
市政:秦野市は面積103.76平方キロメートル、人口16万5396人(2019年1月1日現在)で神奈川県の中西部に位置し、東京からは約60キロメートル、横浜から約37キロメートルの距離にあり、北方には神奈川県の屋根と呼ばれている丹沢山塊が重なり、南方には渋沢丘陵が東西に走り、県下で唯一の典型的な盆地を形成しています。市内には、湧水が多く見られ、名水100選に選ばれた秦野盆地湧水群があり、表丹沢の登山口とともに来訪する方が楽しめる、水と緑の豊かな街です。
【2019年1月28日付 掲載】
秦野市
http://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/index.html
こちら交通政策担当:バックナンバー
本紙に毎月連載中。
地域公共交通分野で交通事業者、市民らと一緒に取り組む地方自治体の交通政策担当。
市民の足を影で支える存在である担当者の皆さんに、活動を紹介していただくコーナー。
第15回:鳥取県 地域交通局地域交通政策課
第14回:広島・広島市 道路交通局都市交通部交通対策担当
第13回:山梨・甲府市 まちづくり部リニア交通室交通政策課
第12回:岐阜・白川町 企画課企画係
第11回:東京・世田谷区 道路・交通政策部交通政策課
第10回:神奈川・秦野市 都市部公共交通推進課
第9回:島根・松江市 歴史まちづくり部交通政策課
第8回:埼玉・飯能市 市民生活部生活安全課交通政策室
第7回:京都・宇治市 都市整備部交通政策課計画係
第6回:静岡・浜松市 都市整備部交通政策課
第5回:群馬・前橋市 政策部交通政策課地域交通推進室
第4回:東京・葛飾区 都市整備部調整課交通計画担当係
第3回:栃木・鹿沼市 市民部生活課交通対策係
第2回:福岡・直方市 産業建設部商工観光課公共交通係
第1回:埼玉・所沢市 経営企画部企画総務課交通政策室
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