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こちら交通政策担当

第13回:山梨・甲府市 まちづくり部リニア交通室

利用促進は行政の責務  ---著名人の情報発信力活用


 地域公共交通の運営は、海外では行政などが主体で運営するものと理解されていますが、我が国では状況が異なり、民間企業が主体で運営するものと理解されています。
 一方、バス事業者の経営状況は、都市部を除き、8割近い乗合バス事業者が赤字経営となっています。本市においても他の地方都市と同様に赤字経営を余儀なくされていることから、民間企業である交通事業者が単独で取り組んでいくことが難しい面があります。
 こうした中で、本市では「利用促進施策は行政の責務」であるとの考え方のもと、市民の皆さま、企業、交通事業者との調整を図りつつ、公的な立場ならではの施策を2017年(平成29年度)より積極的に展開し、近年では乗客数の大幅な増加を図っています。
 直近では著名人を活用して公共交通の利用を普及させるために設置した「甲府市バス・鉄道乗る乗るレンジャー」制度の創設に取り組み、レンジャーの持つ情報発信力を通じ、本市の「公共交通を未来に残そう」運動の趣旨および公共交通に関する施策を市内外に発信していただいております。
 今後も引き続き、本市では、市民の皆さまの足の確保はもちろんのこと、利便性を向上させるため、写真にも登場する頼もしいバス事業者さまとともに、今まで以上にチャレンジしてまいります。


写真説明
右から土橋克己課長補佐、寳賢如富士急バス甲府営業所長、甲府市バス・鉄道乗る乗るレンジャー「みなみおばちゃん」、野口友大山梨交通路線バス事業部課長補佐、渡辺努課長、小林達哉主任(甲府駅南口バスターミナルで)


■プロフィル■
担当セクション名:甲府市まちづくり部 リニア交通室 交通政策課 交通政策係
人数:人数:3人(課長補佐1人、主任1人、嘱託職員1人)
責任者:交通政策課長 渡辺努
市政:県都としての甲府市の歴史は、1519年に武田信玄公の父信虎公が、躑躅が崎(現在の武田神社)の館を本拠地として城下町の建設に着手し、甲斐の府中「甲府」が誕生したところから始まります。甲府に市制が施行されたのは、東日本で4番目。2000年から特例市となり、開府500年を迎える2019年に中核市へ移行しました。2018年7月「エコ通勤優良事業所」認証。



【2019年4月22日付 掲載】


甲府市役所 まちづくり部リニア交通室交通政策課
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/kotsusesaku/index.html


こちら交通政策担当:バックナンバー

本紙に毎月連載中。
地域公共交通分野で交通事業者、市民らと一緒に取り組む地方自治体の交通政策担当。
市民の足を影で支える存在である担当者の皆さんに、活動を紹介していただくコーナー。

 第15回:鳥取県 地域交通局地域交通政策課
 第14回:広島・広島市 道路交通局都市交通部交通対策担当
 第13回:山梨・甲府市 まちづくり部リニア交通室交通政策課
 第12回:岐阜・白川町 企画課企画係
 第11回:東京・世田谷区 道路・交通政策部交通政策課
 第10回:神奈川・秦野市 都市部公共交通推進課
 第9回:島根・松江市 歴史まちづくり部交通政策課
 第8回:埼玉・飯能市 市民生活部生活安全課交通政策室
 第7回:京都・宇治市 都市整備部交通政策課計画係
 第6回:静岡・浜松市 都市整備部交通政策課
 第5回:群馬・前橋市 政策部交通政策課地域交通推進室
 第4回:東京・葛飾区 都市整備部調整課交通計画担当係
 第3回:栃木・鹿沼市 市民部生活課交通対策係
 第2回:福岡・直方市 産業建設部商工観光課公共交通係
 第1回:埼玉・所沢市 経営企画部企画総務課交通政策室



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