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株式会社東京交通新聞社
こちら交通政策担当
第15回:鳥取県 地域交通局地域交通政策課
新補助制度 地域実情に応じ
---ボランティア先進県へ
本県では、JR山陰本線、因備線、伯備線、境線、智頭急行智頭線、若桜鉄道若桜線といった鉄道路線のほか、日本交通、日ノ丸自動車による民間バス路線、タクシー、自家用有償運送等が運行されています。
人口減少、自家用車依存などにより公共交通の利用者が減少する中、持続可能な公共交通ネットワークを形成するため、県、市町村、交通事業者、利用者代表などが一緒になって、県内生活圏域(東部、中部、西部)ごとの公共交通網形成計画を策定しました。 2018(平成30)年には当該計画に基づき、通院・買い物ニーズが高い目的地をつなぐ市町村間循環線の創設をはじめとした西部地域のバス路線再編を実施したところです。 また、特に中山間地域において、バス路線の縮小・廃止が進み、地域交通体系の再構築が必要となっていることから、市町村が策定する地域交通体系再編計画への支援や当該計画に基づき市町村が試行的に行うタクシー助成への補助を今年度から行うほか、これまでバス中心であった県の支援制度について、翌年度からの地域の実情に応じたタクシーや共助交通と組み合わせた新補助制度への改正を検討します。 なお、本県は日本一のボランティア先進県の実現に向け、日本財団、鳥取県ハイヤータクシー協会との共同プロジェクトにより、18年にユニバーサルデザインタクシーを200台導入しました。 高齢者や障がい者のリピート乗車が高い割合を示すなど、移動困難者の外出機会の増加につながっており、18年1月、日本財団、鳥取県ハイヤータクシー協会、県が共同で「第11回バリアフリー化推進功労者」国土交通大臣表彰を受賞しました。
写真説明
UDタクシーの前で撮影。
左から田中重信補佐、山根雄紀係長、矢吹課長、阪本太郎係長、宮邊圭太主事
■プロフィル■
担当セクション名:地域づくり推進部中山間・地域交通局地域交通政策課
人数:8人
責任者:地域交通政策課長 矢吹隆
県政:鳥取県は中国地方の北東部に位置し、東西約120キロ、南北約20〜50キロと東西に細長い。面積は3,507平方キロ。人口は約56万人で全国最少。 北は日本海に面し、鳥取砂丘をはじめとする白砂青松の海岸線が続き、南には中国地方の最高峰・大山をはじめ、中国山地の山々が連なっている。山地の多い地形ながら、三つの河川の流域に平野が形成され、それぞれ鳥取市、倉吉市、米子市が流域の中心都市として発達している。
【2019年7月22日付 掲載】
鳥取県 地域づくり推進部 中山間・地域交通局 地域交通政策課
https://www.pref.tottori.lg.jp/koutuu/
こちら交通政策担当:バックナンバー
本紙に毎月連載中。
地域公共交通分野で交通事業者、市民らと一緒に取り組む地方自治体の交通政策担当。
市民の足を影で支える存在である担当者の皆さんに、活動を紹介していただくコーナー。
第15回:鳥取県 地域交通局地域交通政策課
第14回:広島・広島市 道路交通局都市交通部交通対策担当
第13回:山梨・甲府市 まちづくり部リニア交通室交通政策課
第12回:岐阜・白川町 企画課企画係
第11回:東京・世田谷区 道路・交通政策部交通政策課
第10回:神奈川・秦野市 都市部公共交通推進課
第9回:島根・松江市 歴史まちづくり部交通政策課
第8回:埼玉・飯能市 市民生活部生活安全課交通政策室
第7回:京都・宇治市 都市整備部交通政策課計画係
第6回:静岡・浜松市 都市整備部交通政策課
第5回:群馬・前橋市 政策部交通政策課地域交通推進室
第4回:東京・葛飾区 都市整備部調整課交通計画担当係
第3回:栃木・鹿沼市 市民部生活課交通対策係
第2回:福岡・直方市 産業建設部商工観光課公共交通係
第1回:埼玉・所沢市 経営企画部企画総務課交通政策室
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